ごあいさつ

特定非営利活動法人
骨軟部肉腫治療研究会からご挨拶

代表幹事:
国立病院機構大阪医療センター整形外科 部長
大阪大学医学部整形外科 臨床教授(併任)
上田 孝文

上田孝文

平成23年4月に、骨軟部肉腫治療研究会(JMOG)の代表幹事を慶應義塾大学整形外科の矢部啓夫先生より引き継いでから、早くも5年が経過しました。平成24年度より、本研究会はNPO(特定非営利活動法人)として正式に認可され、希少がんである骨軟部肉腫の多施設共同研究推進・支援を目的とした活動を引き続き進めております。
平成27年7月8日に高松で開催された第84回JMOG研究会では、大阪大学大学院医学系研究科・臨床腫瘍免疫学共同研究講座特任教授の和田 尚先生をお招きし、「がんの免疫療法-基礎から最新の知見まで-」というタイトルで、最近話題の免疫チェックポイント機構を分子標的とした抗PD-1/PD-L1抗体製剤を含むがん免疫療法につきご講演いただきました。長らく新薬の開発からは縁遠かった肉腫の領域においても、近年ようやく幾つかの分子標的治療薬や抗腫瘍剤が新規承認されるようになり、今後しばらくは肉腫に対する新規治療薬開発の流れが続くものと予想されます。そのためには、国際共同を含む多施設共同臨床試験や実地臨床の場(“リアルワールド”)での新しいデザインを応用した臨床研究が必須であり、希少がんの一つである骨軟部肉腫を対象とする多施設共同研究グループである我々JMOGの重要性は益々増してくるものと思われます。
平成27年1月より、幹事会の承認を経てJMOG幹事会への一般会員の先生方にもオープン参加していただけることとしましたが、予想以上に多くの若手の先生方にも幹事会に参加していただき、多施設共同研究に対する熱心な討論をしていただくことが出来るようになったのは大きな喜びです。今年度も引き続き、年3回の幹事会と7月の研究会総会を中心に活発な議論を重ねながら、骨軟部肉腫における多施設共同研究を推進するとともに、肉腫に対する新規治療薬の開発も目指して行きたいと考えます。
この一年間、日常診療で大変ご多忙の中、JMOGの活動に時間を割いてご協力ご尽力いただいた幹事の先生方並びにJMOG全会員の先生方に、この場を借りて心からお礼を申し上げますと共に、今後のJMOGのさらなる飛躍に向けてぜひお力を貸していただけますよう、今年度も引き続きどうぞよろしくお願い申し上げます。

平成28年4月吉日

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